「これですべての部屋の謎は解いたはずだけど・・・」

“あなた”は秘密の手帳に書かれた、それぞれの部屋の暗号を眺めました。

「う~ん、何かこれだけじゃ足りないような。マスが余っちゃうのよね・・・」

秘密の手帳のトランプのマークと数字が書かれたマスには、空白ができてしまっていました。

無題

「それに、この捨てられたトランプの謎もまだ解けていないわ・・・」

“あなた”は考え込みました。

「う~ん、捨てられた・・・捨てられた・・」
「使わないってことかしら・・・」




「あっ!そういえば、このトランプ最大の数字が4ね。それで、手帳の数字の最大数も4!」

「そっか!きっとこの捨てられた5枚のトランプのマスは使わないのね!」

「そうと分かれば、×でもつけておきましょ!」


“あなた”は秘密の手帳内のマスの空白を、捨てられたトランプの通りに×の印をつけました。
すると、なんとすべての部屋の謎の答えが、マスにぴったりと収まったのです。

「完璧ね

「じゃあ、あとはこれをどう読むかが問題ね!」
「地図に書かれた最後の場所、脱出の呪文に向かいましょ!」

~脱出の呪文~

「ここは、この国の入口に近い場所ね。わたしが最初にこの不思議な国に迷いこんだ場所・・・」

“あなた”はあたりを見渡しました。
そして、この国の有名な方々の署名(サイン)か何かがたくさん飾ってある額縁の間に最後の謎「脱出の呪文」をみつけたのでした。

「ここまで来たら、あとは秘密の手帳に従って4文字の呪文を唱えるだけね。」

“あなた”はスマホを開き、この国さらさの公式LINEのトーク画面で脱出の呪文を入力しました。

「この呪文!どこかで聞いたことがあるようなないような??」
「確か・・・こことは違う別の世界で鍵がかかった扉を開錠できる呪文だったかな・・・」



その時、あたり一面がまばゆく光り始めました。

脱出の時が来たのです。

つづく
「不思議の国のさらさ」最終話 脱出の時